FPC(フレキシブルプリント基板)の紹介
FPC=Flexible Printed Circuits
フレクスボードは日本メクトロンの登録商標です。(商標登録第2722648号)
特長
1)従来の配線と比べ薄いため、
電子機器の小型化・省スペース化に貢献します。
2)柔軟性、屈曲性があるため、
立体配線や折りたたみ配線にも適しています。
3)耐熱性を有するため、
高温環境下(~150℃)でも使用可能です。
4)基板と配線の一体化により、部品点数、
組付けコストの削減、軽量化が可能です。
5)FPC(フレキシブルプリント基板)への部品実装も可能です。
特性
動き、形状に追従するFPC
FPC(Flexible Printed Circuits:フレキシブルプリント基板)は柔軟性のある回路基板であるため、様々な動きに対応できます。
また、硬質基板(リジッド基板)では実現できない使い方も可能です。
多層化、部品実装に対応
ポリイミドフィルムの片面に銅箔を一層だけ持った片面FPC、両面銅張板にスルホール穴あけ、メッキ後に表裏にパターン形成をし、表面絶縁層を設けた両面FPC、基板とケーブルが一体化されたポリイミドベースの多層FPC「フレクスボード」に対応します。また、FPC(フレキシブルプリント基板)は単体としての用途だけでなく、半導体デバイス・微小チップ部品・コネクタなどの電子部品が実装されたFPCにも対応します。
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機能性FPCの紹介
FPC(フレキシブルプリント基板)の特性を活かし、さらに機能性を付加したFPCを紹介します。
採用イメージ
FPC(フレキシブルプリント基板)は、極めて薄く、自在に曲げることができるため、電子機器内でのわずかな隙間や立体的な配置、繰り返し屈曲するHDD(ハードディスク)のアームなどで採用されています。また、小型・軽量化を目的に、ガソリン車やハイブリッド車(HV)だけでなく、これからの燃料電池自動車(FCV)、プラグインハイブリッド車(PHV・PHEV)などの電気自動車(EV)でも様々な部位にFPC(フレキシブルプリント基板)が採用されています。
カメラ
携帯電話(スマートフォン)
HDD(ハードディスク)
電動車(バッテリー電圧監視用)
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