オイルシールの紹介
レミューズ、Le-μ'sはNOKの登録商標です。(商標登録5836970、5875477号)
特長
1)様々な用途に対応すべく豊富な材料を保有しており、使用条件から最適な材料を選定します。
2)独自設計により、お客様のニーズに適合した製品・材料の開発を行っています。
3)原料から製品まで一貫した品質管理体制下で生産しています。
4)様々な評価、解析を社内で対応できる体制を整えています。
5)自動車を始めとして、建機、農機、一般産業機械業界に長年の採用実績を持ち、全世界の産業基盤や活動に貢献しています。
特性
オイルシールとは、オイル(油)をシール(封じる)するという意味です。機械製品に使用される潤滑油をはじめ、水、薬液、ガスなどが機械の“すきま”から漏れるのを防ぐと同時に、外部からほこりや土砂が侵入するのを防ぐ働きをしています。自動車のエンジンやギヤードモータなどにオイルシールが使用され、主に回転軸部からの油漏れや、外部からのほこりの侵入を防止します。世の中において、オイルシールは自動車や航空機、船舶、鉄道車輛、建設機械、農業機械、石油化学プラント、家電製品など、さまざまな分野における機械の密封装置として欠かすことのできない製品です。
日本のオイルシールの歴史はNOKのオイルシールの歴史です。独自開発した「密封理論」に基づく安定した品質の製品を世界に送り出しています。
基本構造
一般的なオイルシールは合成ゴム、金属環、ばねで構成されます。回転軸と接触・しゅう動するリップにはシールリップ部とダストリップがあり、リップ先端部を軸表面に押し当てることによりリップ先端部で潤滑材を密封し、ダストリップで外部からの異物侵入を防いでいます。ばねについては、リップ先端部の軸への押し付け力(緊迫力)を高め、維持する役割を持っています。
(注)JIS:日本工業規格、JASO:日本自動車工業規格、ISO:国際規格
密封理論
回転用オイルシールのリップ部と軸のすきまには、軸回転時にごく薄い油膜が形成されます。これを流体潤滑状態と呼び、油膜はリップ部の摩耗を抑制する作用を担っています。加えて、リップ部は油が外部に漏れ出さないよう大気側から油側へ吸い込む作用を有しており、これをポンプ作用と呼んでいます。これらの作用により、回転用オイルシールは密封と潤滑の絶妙なバランスを維持しています。
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機能性オイルシールの紹介
オイルシールの特性を活かし、さらに機能性を付加したオイルシールを紹介します。
導電リング
モーターの電磁波ノイズ・電食対策に貢献します。従来構造より省スペース化(最大90%)やコスト低減も可能な製品です。
高速回転用オイルシール
モーターの高速回転および正逆回転に追従可能で、安定した低トルクとの両立を図った最高峰の製品です。
軸付きオイルシール
オイルシールとスリーブを組み合わせて使用し、過酷な泥水環境で使用できるコンパクトで取り扱い性に優れた製品です。
低フリクションオイルシール
従来対比~45%のフリクション低減を実現し、低燃費・低電費で地球環境に貢献する高機能な製品です。
耐内部異物用オイルシール
油側にリップを追加した特殊形状で、油・グリース内の異物に対する耐性を実現した製品です。
耐ダスト性向上オイルシール
シール性およびトルクは従来のまま、メインリップへのダスト侵入を抑制することで、大幅に耐久性を向上させた製品です。
耐圧オイルシール
シール技術と独自の設計開発で優れた密封性と耐圧性を発揮した製品です。
採用イメージ
自動車や航空機、船舶、鉄道車輛、建設機械、農業機械、石油化学プラント、家電製品などの分野における機械の密封装置
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