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回転用低リークシールリングの基本情報
TS-Ringは、NOKの登録商標です。(登録商標6232233号)

特長

1)世界初(※)の非対称形状(三日月形状)のシールリングにより、
  油圧ポンプ停止後の無圧時リーク量を従来仕様対比で80%低減します。
  (※NOK調べ)

2)油圧ポンプの廃止・小型化につながり、燃費向上に貢献します。

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シールリングの油圧保持理論

シールリングのシール箇所は、側面、カット部、外周面の3箇所あります。
側面および外周面は、溝底及び側面から作用する油圧によって、ハウジング内周面及び溝側面へ圧着することで、シール性を発現します。
シールリングはこのシール性を発現することで、油圧を保持することができます。

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特性

振動試験結果、振動前と振動後の比較
回転用低リークシールリングは、非対称形状(三日月形状)を採用することで、カット部周辺に薄肉化を形成しました。
これにより、拡張力向上と低剛性化を両立し、相手面への追随性が向上しました。
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外周面のスキマ量

新仕様は従来仕様と比較し、カット部付近に見られる外周面のスキマはほとんどありません。
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新仕様の低リークシールリングは、従来仕様対比で約90%の外周面のスキマを減らし、無圧時の漏れを最大80%低減します。
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高性能シールリングの開発

NOKでは、低リーク性能を保持したまま、さらに低トルク化したシールリングの開発を進めています。
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採用イメージ

自動変速機などのAT/CVT用油圧保持部品
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製品外周部のスキマ量の比較
リーク量の比較結果