焼結含油軸受用潤滑剤
SEALUBはNOKクリューバーの登録商標です。(商標登録2196737号)
特長
1)高温にさらした際の蒸発量が少なく、長時間加熱後の粘度上昇も小さいため、高温環境下で使用できます。
2)流動点が低く、低温下でも流動性を失うことなく、良好な潤滑性を保つことができるため、低温環境でも使用できます。
3)耐摩耗性、摩擦特性にも優れているため、過酷な環境下でも長時間使用でき、
メンテナンス頻度の削減や機械の寿命延長に貢献することができます。
4)酸化安定性に優れ、酸化劣化によるスラッジの発生を抑えることができるため、オイル寿命の延長が期待できます。
特性
焼結含油軸受用潤滑剤は、低温性に優れ、起動トルクの小さい焼結含油軸受用の潤滑剤です。流動点が低く、低温下でも流動性を失うことなく、良好な潤滑性を保ちます。また、液状グリースもラインナップしており、低温性に優れる他、起動トルクが低く、トルク変動が小さい製品です。
評価試験
蒸発損失確認試験(120℃、弊社オリジナル)、見掛粘度確認試験(弊社オリジナル)
蒸発損失確認試験は、φ37のアルミ皿に0.3mlの試料油を塗布し、試験温度(120℃)の恒温槽に静置した後、試験前後の重量から蒸発損失を測定しました。また、見掛粘度確認試験はプレートとコーンの間に試料を入れ、規定回転速度の時に得られる回転トルクから見掛粘度を算出しました。
試験結果より、焼結含油軸受用潤滑剤ALLTIME J 652は、他社品オイルよりも蒸発損失率が低く、ALLTIME J 652が耐熱性に優れています。また、見掛粘度についても、他社品オイルはある一定の時間が経過すると見掛粘度が大きく変化しているのに対し、ALLTIME J 652は、時間が経過しても変化が小さく、ALLTIME J 652が耐熱性に優れています。
動粘度 (JIS K 2283)
オイルをガラス製毛管式粘度計に採取し、規定条件で一定容量のオイルが毛管内を流れる時間を測定し、この流出時間と粘度計定数からオイルの粘度を算出しました。動粘度は、オイルの粘性を表す数値で、数値が大きいほど粘性が高いオイルになります。
試験結果より、焼結含油軸受用潤滑剤ALLTIME J 652 は、他社品オイルよりも動粘度が低く、低温性に優れています。
採用イメージ
■自動車の電装部品、補器部品などの焼結含油軸受
■家電製品、事務機器などの焼結含油軸受
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