風力発電設備用潤滑剤
BARRIERTAはKlüber Lubrication München GmbH & Co. KGの登録商標です。(商標登録3140008号)
特長
1)主軸受、ブレード軸受、ヨー制御装置、発電機用軸受などさまざまな潤滑箇所に使用できます。
2)欧州を初めとした各風力発電メーカーにおいて潤滑剤の指定をされており、豊富な市場実績があります。
3)潤滑性に優れているので、設備の長寿命化に貢献します。
4)風力発電設備に求められる耐フレッチング性に優れているので、安心してお使い頂けます。
特性
風力発電の大きな羽の回転を支えるナセル内のギヤ、軸受には多大な負荷がかかります。ギヤ、軸受の摩耗を抑制する潤滑剤には、容易にしゅう動部から排除されず、長期間の潤滑を維持できることが求められます。風力発電設備要潤滑剤は、各風力発電メーカーからの指定を受けており、豊富な市場実績があるため、安心して使用いただけます。
評価試験
四球試験(ASTM D 2266)
グリースの耐摩耗性を評価するため、四球試験を実施しました。4つの鋼球をピラミッド型に積み上げ、下側3つの鋼球を固定し試料に浸漬させ、所定の荷重を加えた状態で上側の鋼球を1200rpmで1時間回転させます。試験後、接触点に生じた摩耗痕径を測定します。試験結果より、他社品は0.7(mm)の摩耗痕径でしたが、風力発電設備用潤滑剤Klüberplex BEM 41-141は0.4(mm)と小さい値でした。このことから、Klüberplex BEM 41-141は優れた潤滑性を持っています。
【試験条件】
回転数 : 1,200rpm
荷重 : 40Kgf
時間 : 60min
温度 : 75℃
四球試験(ASTM D 2596)
グリースの耐過重性を評価するために四球試験を実施しました。4つの鋼球をピラミッド型に積み上げ、下側3つの鋼球を固定し試料に浸漬させ、1770rpmで10秒間縦軸を回転させます。1回毎に試料と試験球を換え、荷重を増大させながら鋼球が融着するまでこの操作を繰り返し、融着荷重を求めます。試験結果より、他社品は2450(N)にて融着しましたが、Klüberplex BEM 41-141は3090(N)とより大きな荷重での融着となりました。このことから、Klüberplex BEM 41-141は耐荷重性が優れています。
【試験条件】
回転数 : 1,770rpm
時間 : 10sec
温度 : 室温
採用イメージ
■風力発電設備
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