1)スタッドの揺動に追随するゴムの膜でボールジョイント
を包み込み保護します。
2)リップはボールジョイントの摺動(往復回転)に対応しています。
3)使用条件に応じ、対候性、耐オゾン性、耐寒性 に対応した
ゴム材料選定が可能です。
4)追加可能な補強環は、
ダストカバーの組付け性・シール性の向上に寄与します。
ダストカバーはボールジョイントをゴム膜で保護することで、スタッドの揺動・摺動(往復回転)に対応します。また、ダストカバーはボールジョイントの潤滑に必要なグリースを保持しながら、外部からの異物の浸入を防ぐ役割をはたします。
このボールジョイントはサスペンションやステアリング部分に使用されているため、ダストカバーには水やダストがかかり、温度としては冬場はマイナス40℃、夏場は70℃程度になります。また、大気中のオゾンにもさらされることになります。したがって、ダストカバーに要求される材料特性としては、耐オゾン性、耐熱性、低温性、耐ヘタリ性、耐摩耗性、耐水性、耐油性が求められ、一般的にはクロロプレンゴムが使用されます。
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