絶縁熱伝導樹脂の基本情報|NOK株式会社

絶縁熱伝導樹脂の基本情報

特長

１）熱伝導性と絶縁性を兼ね備え、放熱性が求められるモーター周辺で使用可能です。

２）高精度に成形可能なため、金属部品から置換えることで軽量化に貢献します。

３）耐熱性が高いため、高温環境下（最大220℃）での連続使用が可能です。

絶縁熱伝導樹脂「QLEASE」レジンタイプは、樹脂流動方向に熱を流す特性を持つ特殊樹脂を活用することで、絶縁熱伝導樹脂の熱伝導率は、汎用材対比で最大20倍（10W/m・K）を達成しました。

他社の高熱伝導材は熱伝導率が高いものの、体積抵抗率は低く、使用範囲に制限がありました。
一方、NOKの絶縁熱伝導樹脂は高い熱伝導率と体積抵抗率の両立を図ることで、汎用材と同等の絶縁性を有しています。

■モーター：コイルのボビン、スロットライナー、バスバー、コネクタ
■バッテリー、インバーター：バスバー、コネクタ

バスバー採用イメージ

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スロットライナー採用イメージ

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